33.饒津神社

爆心地から約1.8キロメートル

原爆の炸裂による強烈な爆風のため、本殿や唐門などの建物が一瞬にして破壊されました。その直後本殿から出火し、他の建物も次々と延焼していきました。爆風により、境内の樹木はふき倒され、参道の石灯籠も倒されました。
境内には、燃え盛る市内から大勢の人々が避難してきて、臨時の救護所が設けられました。

写真説明:建物すべて焼け落ちた饒津神社 1945年8月20日 尾木正己氏撮影