32.廃墟と化した広島市街地(比治山公園内)

爆心地から約2キロメートル

1945年8月6日、一発の原子爆弾によって、広島の市街地は焦土と化した。市の中心部には、わずかに鉄筋コンクリート造の建物の外郭が残っているだけだった。
写真中央の建物群は八丁堀周辺(爆心地から700~800メートル)の商店街のビルで、写真左の建物群が紙屋町周辺(爆心地から200~300メートル)の金融街のビルである。

写真説明:比治山より市街地を望む 1945年10月 米軍撮影