23.広島貯金支局

爆心地から約1.6キロメートル

1945(昭和20)年8月6日午前8時15分、原爆の強烈な爆風のため鉄筋4階建庁舎の窓ガラスはもちろん、書棚や机、椅子が吹き飛び職員の多くが死傷した。
庁舎周辺は猛火に包まれた建物に踏みとどまった30数人の職員の消火活動で焼失はまぬがれた。
散乱した貯金原簿カードの収拾・整理には非常に苦労した。

写真説明:南東から望む広島貯金支局 撮影 川本俊雄氏 1945年10月上旬

広島貯金支局 被爆屋上タイル