27.中国軍管区司令部・第59軍司令部跡ほか

爆心地から約400~1,300メートル

本土決戦に備え、1945(昭和20)年6月には広島城本丸に中国軍管区司令部・第59軍司令部が置かれ、広島城内堀の外周には、隷下の補充隊や師団司令部などが存在していた。各部隊の建物は1945(昭和20)年8月6日、原爆の爆風により瞬時に崩壊し、火災に包まれて灰燼(じん)に帰した。

写真説明:広島城とその周辺部 撮影・米軍