08.袋町国民学校(現・袋町小学校)

爆心地から約460メートル

1945年(昭和20年)8月6日午前8時15分、原子爆弾により木造校舎は全壊全焼し、鉄筋コンクリート3階建の西校舎は外形のみを残して焼失しました。ここでは、学童疎開をしないで登校していた児童と教職員約160人が朝礼直後に被爆し、ほとんどが犠牲になりました。被爆後、西校舎は救護所となり、階段室の壁面には被爆者の消息を知らせる多くの伝言が残されました。

写真説明:窓にむしろをさげて救護所に使われている西校舎 1945年10月8日 菊池俊吉氏撮影