広島第二陸軍病院(爆心地から約1キロメートル)
広島第二陸軍病院は、軍施設が立ち並ぶ基町地区北西端に建っていました。被爆当日、病院内には、職員330人、入院患者750人がいたとされていますが、一発の原子爆弾により
倒壊遠城し、多くの死傷者を出しました。
美しい桜並木が入院患者をなごませんた太田川の堤防には、わずかに残った職員がムシロやトタンを使って天幕を張り、臨時救護所を設置し、多くの負傷者の治療にたりました。
(太田川堤防に設置された臨時救護所 1945年(昭和20年)8月8日 河原四儀氏撮影)